Technical Offer 【調査】
測地成果2000
既存の基準点は、世界測地系座標ですか?

測量法の改正により平成14年4月から、日本の座標(日本測地系)が世界測地系へと移行し、北西方向に約400mずれました。この世界測地系に基づく測地基準点成果が測地成果2000です。

世界測地系はGPS&GIS時代の位置の基準となります。
世界測地系に座標変換するメリット

1.世界測地系で得られた成果は実施機関や業務に関係なく利用できるため、
  コストを縮減する効果が期待できます。

2.電子基準点を既知点として利用することにより、既知点での観測が省略でき、
  コスト縮減が期待できます。

3.GPSの利用が、より便利になります。当社ではこれまでの基準点測量の経験と
  実績により、ユーザーの満足のいく必要な精度を確保し、世界測地系変換をサポート。

世界測地系に対応した質の高い成果を提供します。

現地をGPS測量機にて実測することにより、精度が良く質の高い、世界測地系への座標変換を実施することが出来ます。
電子基準点を利用することにより、以前よりも効率良く作業することが出来、中でもRTK(リアルタイムキネマティック)により、簡単に観測できる測量方法もあります。

注)RTKとは、無線機等を利用して観測データを送受信することで、現場においてリアルタイムで高精度の処理結果が得られるGPS測量方法です。
その他の座標変換方法
1) 座標変換プログラムによる座標変換
国土地理院が作成した座標変換プログラム(TKY2JGD)を利用して行います。 基準点設置当時の既知点となった三角点等の成果値が、それ以降に改定されていない場合に実施します。
2) 改算による座標変換
基準点等測量点の設置当時の観測値(角度・距離等)を用いて、平均計算等の諸計算を行います。既存の基準点をそのまま利用する場合で、しかも設置当時の観測値が保存されている場合に実施します。
3) 地域毎に適した変換パラメータによる座標変換
地域によっては、変換補正量が変化している場合に用います。
改測及び改算により算出した新基準点成果と旧観測成果の座標差から求めた座標変換量をもとに、未変換の基準点の座標変換を行います。
4) 改測による座標変換(現地にて、再観測を行う)
最初から基準点網を組直し新たに観測を実施して、平均計算等を実施します。
主な業務実績 ※( )内は発注元
●国土調査に伴う基準点観測(国土交通省国土地理院)
●強化地域等制度三次元測量(国土交通省国土地理院)
●一等水準測量(国土交通省国土地理院)
●1級基準天測量(国土交通省中部地方整備局)
※より詳しい内容については、お電話またはメールフォームにてお問合せください。
※技術仕様については、予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
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